欧州各地で開催されるジュニアからプロの主要大会へ直接足を運び、将来のスター選手候補を発掘しながら有望と考えられる理由をこれまでの経験をもとにした視点から動画を含めながら詳しくご紹介していきます。皆様も、是非一度、強くなってからという意識ではなく行けるタイミングで欧州大会へ挑戦してみませんか!?
今回からは東欧諸国の1つクロアチア。国民総人口425万人(欧州第31位)、テニス人口2万5千人(欧州第26位)。これらの数字だけをみると、ヨーロッパの中でテニスが盛んな国という結果は得れませんが、歴代のクロアチア輩出選手を見ると納得できます。1990年代以降は数名のグランドスラム優勝者や上位進出者が誕生しました。感動的なウィンブルドン優勝を果たしたイワニセビッチに始まり、リュビチッチ、カルロビッチ、アンチッチ、チリッチ、チョリッチ。男子選手は、長身からのビッグサーバーを武器がクロアチアテニスの代名詞ともなっています。また、女子ではマヨーリさんがフレンチオープン優勝するなど、東欧諸国のみならずヨーロッパにおいてテニス主要国であり、長いテニスの歴史を持つ国の1つとなっています。