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男子トップ選手に増えてきたラケット破壊行為

先日終了したオーストラリアで今年初めて開催された男子チーム戦のATP CUP。多くのトップ選手が集結し、最後は両国No.1同士のナダル選手とジョコビッチ選手が決勝戦で顔を合わせるなど盛り上がりとして大きな話題となりましたが、一方では個人的に残念な光景を目にする場面がいくつかあったのも事実です。その中でも特に思うのが、以前にも書きましたが(http://truffle-kyukaku.com/?eid=305)怒りの感情をあらわにしたラケットの破壊行為。同大会だけでも、ジョコビッチ選手・チチパス選手・ズべレフ選手・キリオス選手など今の男子テニス界をリードしていく選手達のラケット破壊行為が目立ちました。特にジョコビッチ選手の時は、コートの塗装がはがれてダメージが発生したところも映し出されました。

 

新たなプロジェクトや試みが感じられる大会ではありましたが、ATPとして選手による試合中のラケット破壊行為はもう少し厳しく罰してほしいと強く願います。近年では選手のエスコートやコイントスをする際のキッズを募集して試合前に笑顔で記念撮影。ただ、試合が始まればキッズに夢を与えるはずの選手がラケット破壊、、、矛盾でしかないです。

大会運営がビジネスとしての成功だけではなく、偉業を成し遂げているアスリートとはいえ若い選手が多いので教育という意味ではもう少しそれに入り込んだ取り組みは必要と思います。もちろん大会側だけではなく、最も選手と距離の近い家族やコーチなども当然の事(大前提)です。

 

異なる例かもしれませんが、たばこを吸う喫煙者を世界でゼロにするというのは現時点では無理ですが、健康に良くないという事が正式に証明されている以上、減らそうという取り組みは世界中で行われています。ヨーロッパでもパッケージに、「吸い続ける事は死に近づく」というニュアンスの文言や健康被害がはっきりとわかる画像が掲載されています。

 

この取り組みと同じように、大会側も選手に対してラケット破壊行為を全く無くすというのが無理という状況でも、それを減らすという目にみえた取り組みはしてほしいです。試合前に主審からホークアイなどの説明と一緒に、「多くの子供たちに夢を与える立場ですので、試合中のラケット破壊などは避けてスポーツマンシップに基づいたプレーをしてください」と、付け加えるなどはできるはずです。今後もそのような取り組みが無い場合は、警告だけで済ませて後は黙認という雰囲気にどうしても感じてしまいます。

 

やはり、コート上でラケットを破壊した行為を見た事がないナダル選手とはリスペクトという意味でも大きな差があります。

 

 

ヨーロッパテニス留学(遠征)HP http://www.masato-sugita.com/index.html

お問い合わせ先 masato.sugita824@gmail.com(椙田/スギタ)

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