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C.ウォズニアッキ選手が引退表明。親子で取り組むプロへの道!

 

最近の中で大きなテニスニュースの1つ、2020年の全豪オープン後に引退を表明したキャロライン・ウォズニアッキ選手。非常に残念ではありますが、来年30歳を迎えるにあたり、プライベートでも結婚をして新たな第2の人生に対してのモチベーションが大きくなり決断した事だと思います。

 

このウォズニアッキ選手がテーマとなる際に、個人的にいつも関連してくるのが親子(父親)二人三脚で常に取り組んできたトッププロ選手としての軌跡です。途中ではもちろん色々とありましたが、ここまで親子でジュニア時代から長くトップに駆け上がっていくストーリーはまだまだ数少ない成功例の1つだと思います。それだけ反対に上手くいかない例が多いという事になります。。。

ヨーロッパのジュニア大会でも、さすがに両親2人が子供と一緒にツアーを転戦するという光景はめったに見ませんが、父親か母親のどちらかがほとんどの大会に帯同してサポートしている姿はよく目にしますし、その光景は年々増加傾向にあると思っています。それだけテニスに熱心なご家族が増えているという事ですね。私個人的にはこれは良いかたちと思っています。コーチによっては、親の介入を良しとせず、指導方法など日頃のレッスンから口出しや大会帯同を嫌がる方もいますが、コーチと親御さんが定期的なコミュニケーションを取りながら距離感をはかっておくことも将来的な選手サポートにおいて非常に重要な取り組みの1つです。大人同士(親とコーチ)の関係がこじれ、最終的には有望ジュニア選手であった選手本人の敷かれたレールがおかしな方向に傾いてしまい、残念ながら結果を残せなくなった現場も見てきた事実があります。ホームクラブ(コート)を失って違う場所へ移動したり、せっかくの協会からのサポートを拒んだり理由は様々ですが、それらを断ったり失ってから這い上がっていくというのは中々難しいのが現状と思います。

 

 

C.ウォズニアッキ選手と父親の関係含め、やはり家族同士で親子でありながら選手とコーチという関係がうまく噛み合っている共通点は、「親が出しゃばり過ぎない」というのがこれまで見てきた中での考えです。よくあるのが、これまで熱心に力を注いで強くなった自分の子供が頭角をあらわし注目される事により、メディア対応や契約交渉などの場面で親御さんの発言や無理難題な要求の結果、先程記述したおかしな方向に傾いてしまう例はあります。常に子供の為という思いで、ある意味裏方に徹しながら日頃からの私生活や教育指導にあたり、任せるところは新たな(信頼おける)コーチに任せるなど、どこかのタイミングで親子以外の新しいスタッフと共に「チーム」として取り組んでいく事も(例え将来的にそれが失敗になるにしても)ジュニア時代から行っておくことは重要と思っています。要は、お子さんが低年齢ジュニア期から、将来を見据えて信頼おけそうなコーチやマネージメントを担ってくれる人材を探しておく事も親御さんの重要な役目です。いざプロの世界へとなってからでは遅れがちになり、そして急な決断を迫られる事もあり費用が掛かってしまう例もあります。ヨーロッパでは、このようなサポートをエージェントが行ってくれる事が増えています。コーチの紹介であったり関係がうまくいかなくなった際の対応、スポンサー探しや年間のスケジュール提案など様々です。

 

 

 

最後に、親子で取り組んでいく際、お子さんがウォズニアッキ選手のように女子選手である場合は長く親子で選手とコーチという関係でジュニア時代から結果を残している例は比較的目にしますが、男子選手の場合は母親が長く携わっていると15〜16歳以降は伸び悩んだり結果が思うように残せていないという事実もあります。憶測でしか書けませんが、男子選手の場合は母親が長くつくとどうしても甘えてしまったり言い訳が多くなったりというのがあるのかもしれません。今年大爆発したチチパス選手も長く父親がコーチとして帯同しながら成功していますが、チチパス選手のお父さんでさえ、今は指導において深く介入し続けず、信頼おけるコーチに任せている部分がだいぶ多くなっているように感じます。もう一度記載しますが、親子で長く取り組んでいく場合でも、どこかのタイミングで信頼おける人に任せるところは任せるというお気持ちで選手の成長を見守ってほしいと思います。

 

 

ヨーロッパテニス留学(遠征)HP http://www.masato-sugita.com/index.html

お問い合わせ先 masato.sugita824@gmail.com(椙田/スギタ)

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