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14歳以下大会に出場出来る期間がいかに重要であるかの証明!

 

欧州遠征のご相談を受けたり、ジュニア選手へ直接、そしてこのブログやフェイスブック等で何度もキーポイントにしているのが、ジュニアテニス選手において「いかに14歳以下大会に出場できる期間を大切に過ごすか」。これに関しては、ヨーロッパで活動していく中で自分自身の中で芽生えた確信、そしてジュニア遠征コーチや選手親御さん、スカウティング活動に携わっているエージェントなどの情報収集などを近くで見てきた中で切に感じています。

 

ヨーロッパでは、プロとしての道を選択するか、もしくは別の道を歩むかの1つの目安となる登竜門的なテニスヨーロッパ大会(年間通じてヨーロッパ各国で大会多数開催)において14歳以下カテゴリーから公式ホームページで各選手自身のプロフィールやヨーロッパ全体としてのランキングが全て公開されます(選手本人が希望すれば使用ラケットやストリング、好きな選手なども表示できます)。この14歳以下カテゴリーに出場出来る主に1〜2年をどれだけ今後の為に重要に過ごすか。ヨーロッパでは、選手にとって大きな分岐点となっています。

 

まず、その最大の理由は、やはりITF Jr.大会という新たな舞台へ挑戦する本格的な移行期間であること。テニスヨーロッパ大会や各国ナショナル大会では、日本同様にほぼ2年刻みでジュニア時代はカテゴリーが細かく区分されていますが(U12/14/16/18)、13歳以上から出場出来るITF Jr.の舞台は皆様もご存知の通り18歳以下までの完全オープン大会となります。プロになるならないは別として、まずジュニア時代の大きな目標であるグランドスラムJr.大会に出場する夢を掴むための主戦場となります。闘志を燃やして夢が膨らむステージではありますが、一方で、まだ年齢的にも精神的・体格的にも大きな差がある4〜5歳も離れた年上の選手といきなり予選含め対戦するというのは、選手にとって非常に大きなプレッシャーやストレス、時にはテニスという競技から燃え尽きて離れてしまうヨーロッパの選手がいるほどです。

 

***13歳になれば出来るだけ早くからITF Jr.大会へ移行、そして少しでもポイントをという想いは、話しを聞いていると特に日本のテニス関係者皆さんから非常に強く感じる部分がありますが、スコア的にも一方的に大敗した後などは(もちろん事前に厳しい舞台である事も伝えた上で)しっかりと選手自身へのケアを怠る事のないようサポート頂きたいと思っています。同年代あたりの選手達と凌ぎを削りながらも、何よりもテニスを楽しんで愛していた選手達に燃え尽きてしまうという感情が生まれてくる(もしくは生まれ始める)ことさえあり得る舞台が、まさに18歳以下のオープン大会であるITF Jr.です。これは事実に基づいて記載しています。

 

 

ヨーロッパでは、何度も記載していますテニスヨーロッパ大会というしっかりとした基盤(ヨーロッパ各国の選手達と競ったりランキングとして比較できるシステム)があるため、14歳まではテニスヨーロッパ大会をメインとしながら徐々にITF Jr.へも挑戦。そして15歳となる年から本格的に始動という流れが出来上がっています。ある意味、テニスヨーロッパ機関が大きな舞台へ踏み出す前の選手自身の心の準備(サポート)を担っているとさえ感じます。ITF Jr.へ挑戦するか、それとも今はまだ自分はその舞台には通用しない(同年代選手とのラランキングも比べながら)、それならもう少しテニスヨーロッパ大会として16歳以下の舞台で結果を出せるようにしようなどの選択肢が設けられています。

 

 

 

(現時点で発表されているスーパーカテゴリー4大会)

 

次に、今回のテーマである13歳から14歳の年がどれだけ重要かという2つ目の理由。それが、まさに上記で記載したテニスヨーロッパ機関が2020年から本格始動するプロジェクトで証明してくれています。

 

2019年度まで、テニスヨーロッパ大会14歳以下のカテゴリーは1〜3に区分されており、カテゴリー1はほぼヨーロッパ各国のナショナルメンバーレベルの選手のみが集結するハイグレードな大会として選手達の目標となっていました(日本含め世界中からエントリーされている大会もあります)。それが、2020年度より更にグレードの高い「スーパーカテゴリー」というのがまずは5大会で設けられました。

 

・年始に開催される14歳以下ロシア大会

・1月末に開催される14歳以下フランス大会

・2月末に開催される14歳以下スウェーデン大会

・3月末に開催される14歳以下ポルトガル大会

・7月末に開催される14歳以下ドイツ大会

 

上記5大会が、来年度よりグレード1からスーパーカテゴリーに格上げとなりました。

 

もともとグレード1というのは、メインドロー出場選手は勝ち上がっている間は大会が指定したオフィシャルホテルでの宿泊・1日3回の食事・ホテルと会場の往復送迎が全て無料というホスピタリティー付きでした。それが、スーパーカテゴリーになるとどうなるか。もちろん勝てばさらに取得できるポイントが高くなるのはもちろんですが、それ以外に、

 

・予選出場者にも昼食と夕食を無料提供

・メインドローの各コートライブスコアと行われている試合を生中継でネット配信

・メインドロー1回戦から主審付き、準決勝からラインパーソンとボールキッズも配置

・メインドロー出場選手は(これまでは負けたら終わりであった)宿泊が最低3泊無料提供

 

*ただし、場合によりましては若干変更が生じる可能性もあるようです。近日中に正式決定すると発表されています。いずれにしても、凄いホスピタリティーですが。。。

 

最後に、ホスピタリティーの充実度以外に、個人的に非常に注目しているのがスーパーカテゴリーに格上げされた5大会のうち4大会が毎年1月初旬から3ヶ月連続開催されるという事。これが何を意味するか、、、、はい、ヨーロッパでは(以前のブログでも書きましたが)11月と12月でしっかりと体を作り上げるオフシーズンを過ごして、家族とのクリスマスを過ごし、翌年1月から気持ちもトップギアで14歳以下選手は試合に挑む事になります。まさにプロ選手と全く同じスケジュールでスタートすることになり、今後においての訓練、そしてそれが大きな自信になっていくでしょう。

 

どうぞ、ヨーロッパへ行ってみたいが実力的にも、そしてどこの大会へ出場したらよいかも分からないと1歩を踏み出せず気持ちがくすぶっている皆様、是非チャンスがあれば14歳(来年であれば2006年/2007年生まれ対象*ヨーロッパでは早生まれ制度は適用されません)までに1大会だけでもテニスヨーロッパへ挑戦してみませんか!?

 

細かな情報提供から遠征プラン、大会側への事前交渉など全て私が行います。下記までお問い合わせお待ちしております!

 

ヨーロッパテニス留学(遠征)HP http://www.masato-sugita.com/index.html

お問い合わせ先 masato.sugita824@gmail.com(椙田/スギタ)

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