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【欧州流に近い】 「休日=トレーニングの一環」 リフレッシュ方法

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2月13日付の日本経済新聞に掲載されていた記事を用いた欧州テニスの特徴をご紹介します。青山学院大学陸上部監督として常勝軍団を築き上げた原晋氏。追い込む事だけが上達のためのトレーニングだけではなく、規則正しい生活を習慣づけていくことが重要と説いています。その中で、特に欧州テニスと似た部分として共感したのが「休みを削って練習した方が強くなる考えではなく、休日がトレーニングの一環と捉える事が練習を充実させる。1週間のハードな練習が身になるのが休日」という内容。欧州で(プロ選手指導コーチ含め)ジュニア育成に定評あるコーチは、「いかに日曜日を完全オフにして、また月曜日からフレッシュな状態でトレーニングに臨めるか」というサイクル(ルーティン)を重要視しています。週末に試合がある場合は、平日1〜2日間をトレーニング無しにする場合もよくあります。

 

椙田は日本のテニス事情をしっかりと理解していないと言われればそれまでですが、それでも平日に十分にトレーニングできない分を週末の時間が確保できる時に量を増やすというのはよく聞きます。学校の部活動もそうでしょうし、ジュニア育成に力を入れているテニススクールであれば時間の確保以外に週末は重要なビジネスとして確立していると思います。そして、(親御さん含め)選手自身も周りが週末に一生懸命トレーニングに励むとどうしても休みにくい環境になっていると率直に感じます。

 

ただ、上記だけでこれが欧州と日本の違いという解釈は薄っぺらい上辺だけの内容であり、本質はやはりグループレッスン(1コート5名以上)主体の日本と基本的にはプライベート形式(1コート2名まで)でトレーニングに励む環境の違いが大きく影響していると考えられます。指導者の立場としてどうしても平日だけでは補いきれない部分を週末でしっかりと練習試合も含めて重点的にという考えと、定期的な平日のトレーニング蓄積疲労を週末で回復させるという考えには大きな差が生まれてきます。誤解のないよう、どちらが良くて悪いかという内容ではありません。これが日本と欧州の違いです。グループレッスンであるからこそ身近なライバルたちと切磋琢磨しながら日本の各都道府県から強いジュニア選手が多く誕生するというメリットもあります。

 

ここで書いておきたいのは、原晋氏が書かれていた休みもトレーニングの一環。要は、ジュニア時代からしっかりと自分の体と他力本願ではなく向き合っていかなければいけないということです。低年齢期(12歳くらい)まではある程度練習量が多い程勝つ場合が多いです。ただ、14歳以下になってくるとそれまでよりも自分の体としっかりと向き合ってオンコート以外のトレーニング含めて「(周りのサポート一体で)管理」して取り組んでいかなければ体格も変わってくる時期ですし怪我に繋がってくる事も出てきます。プロになって半年トレーニング出来なくなるのとジュニア時代に半年トレーニング出来なくなるというのは、ある意味大きな差があります。ジュニアはジュニアとしてプレーできる時間が決まっていますので。。。そして最も上達する時期ですし今後のテニススタイルが形成される時期ですので。。。

 

日本に欧州流テニスを取り入れるというわけではなく、日頃からどのようなトレーニングをルーティンとしてコーチと選手が取り組んでいるのかを実際にヨーロッパテニス主要国・アカデミーへ足を運んでじっくりと視察するというのも重要な時間であり投資ではないかと思います。そしてそれを日本のスタイルとミックスさせて更に選手育成指導として向上に繋がるチャンスがあるのであれば価値ある取り組みであり挑戦だと思います。

 

ヨーロッパテニス留学(遠征)HP http://www.masato-sugita.com/index.html

お問い合わせ先 masato.sugita824@gmail.com(椙田/スギタ)

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