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魔物は「赤土」から「天然芝」に移行したか。。。。!?

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世界的にはまだ無名であった選手がシード選手を倒し、突如として赤土の全仏オープン大会で勝ち上がる傾向が続き、「赤土に魔物が住む」とまで言われていました。しかし、最近はそれが少しずつ変化してきているように感じます。上位の勝つべく選手が勝つ。

 

どちらかというと近年は、ウィンブルドンなどの芝のコートで若い選手が勝ち上がってチャンスを掴んでいく傾向になっています。ラケットやストリング性能の発達、科学的なトレーニング効果による影響が大きく関係していると思いますが、若くして常に正確なコントロールでハードヒットに打ち続けることができる有望な選手が増えています。

 

体力勝負だけではなく、テニスに必要とされる技術力を存分に発揮しないと勝ち続けることが難しいウィンブルドン選手権やその前哨戦は、若い選手とベテランの域に達した選手という構図ができている男子テニス界では、特に番狂わせを起こす可能性が出てきているように感じます。そのような側面から見ても面白味があると思います。

 

ドイツトップジュニア選手達の底力を感じたITF Jr.大会グレード1

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今週は大会会場をドイツ・ベルリンにうつして行われているITF Jr.大会グレード1。先週フランクフルト近郊で行われた同グレードの大会では、男子決勝戦がドイツジュニア選手同士の対戦となりました。

 

年齢は1つ違いですが、いずれもそれぞれの年代のナンバー1選手であり、有望選手が固まった1999・2000年生まれです。それこそ5年ほど前から常にトップジュニアとして突き進み、14歳以降から欧州で行われる国別対抗戦でもドイツを上位に進出させていたメイン選手達です。(ここに、今はスペイン国籍の二コラ・クンという選手も加わり現在のドイツ・ゴールデンジュニアプレイヤーズと言われています)

 

もちろんグランドスラムJr.メインドローも出場しており、先日の全仏オープンJr.では二コラ・クンが準優勝。画像上のM.ミュラーも全仏オープンJr.でベスト8の結果を残しています。

 

そして下のR.モレカー。二コラ・クンと同年代で、低年齢から天才プレイヤーとして絶妙なタッチや安定したストロークを武器にドイツで名が広く知られています。フランクフルト近郊のグレード1大会では、M.ミュラーを倒して優勝。彼もグランドスラムJr.でベスト8以上の進出が期待できる注目選手です。

 

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これまでのトッププロ選手の結果を見ていても、ジュニア時代に少なくともグランドスラムJr.大会でベスト8進出する力がある事が非常に重要というデータが出ています。

 

今、プロの舞台でA.ズべレフ選手が大活躍しています。彼のような爆発的な伸びを持ち合わせているとまでは書けませんが、これからプロとして少しずつランキングポイントを積み重ねて活躍していってくれるでしょう。

 

VR機器(仮想現実)はテニスにも浸透してくるのか!?

今、アメリカや日本のスポーツ業界で話題となっているVR機器。要は、選手としての立場やファンとしての立場それぞれから、これまでとは違った視点で楽しめたり取り組める仮想現実危機がプロの舞台で注目を浴びています。

 

選手視点からすると、野球であれば黒いゴーグルのような機器を目に覆うと対戦予定選手の投手の立体映像が映し出され、相手の癖や自分のバッティングの修正が事前にできるシステムになっています。

 

プロの現場で導入が進み、すでに野球やバスケットボール、サッカーやアイスホッケー、アメリカンフットボールなどのスポーツで実績を証明し、信頼を獲得しているようです。

 

テニスに導入されているという情報は届いていませんが、いずれ巷で言われている「体格の大きい選手への対処法」「コートサーフェスの違いによる対応性」「相手のボールにパワー負けしない技術力」。これらのデータをVR機器に加えて、選手自身が対応できるようになってくると間違いなくこれまでの固定観念が覆されてくるでしょうし自信になってくると思います。

 

ラケットにセンサーを埋め込んだりしてデータを獲得するやり方は、私個人的には一定の評価をしますし、数値として表れるとより選手とコーチ関係のコミュニケーション力に説得力や信頼が増すと考えていましたが、それでもやはりテニスは「表面的な数値だけでは得る事のできない実際に選手が感じるフィーリングの部分が大切であり、それが大部分を占める」と強く思っていました。

 

ただ、今回の機器はそれ以上に重要なファクターを備え、下手すると(極論ですが)しっかりとデータを獲得できれば、これまで言われてきている将来プロを目指すジュニア達が低年齢から欧米や欧州への遠征を推奨する必要も解消(経済的な部分含め)できると考えられます。もちろん可能であれば遠征は重要です。しかし、地元のクラブで今のライバルや海外選手の特徴を把握しながらトレーニングに励むことができる機器だと思います。

 

とはいえ、私が知る限りではまだ導入されているのは「団体競技スポーツ種目」のみ。これがテニスやゴルフなどの個人競技にどれだけ浸透(需要があると見込んで参入)してくるかが焦点になると思います。

 

 

ドイツ・デュッセルドルフにある子供達と通う地元クラブ

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週末や平日の空いた時間に息子2人と訪れるデュッセルドルフにある地元のテニスクラブ。今年から本格的に親子でテニスをするという約束で、サマーシーズンとなる半年間の会員メンバーになりました。その期間はコートが空いていれば、メンバーはどれだけでも使い放題。天候にも悩まされ、アウトドアシーズンの始まりが例年より遅れましたが、今では良い天候のもとドイツ各地でクレーコートの夏がスタートしました。

 

ただ、通っているクラブだけは少し他と違う状況が。。。どれだけ多くのコートを保有していも、その分会員数も多く中々思うようにコートを使用できないメンバーが各クラブではつきものですが、私たち家族の通うクラブは毎回ほぼ誰も使用していません。。。アウトドアクレーコート4面にハードコート1面。会員数は150名程と聞いていましたが、私達にはありがたいほど使用に困ることなく、自由にテニスしたりバスケットもどきしたり、隣のコートにブーメラン投げ込んだり。。。

 

もともとはインドアがメインのクラブでしたので、アウトドアに関してはまだまだ認知度が低く、うまく集客できていないようです。コート施設は綺麗です。これで5歳以下の子供は会費が無料ですので、私の大人1名分の約12000円程で使い放題。コーチも私がしますので、十分にもとはとれる計算です。

 

少し話題は変わり、ここのクラブは比較的立地条件も良く、周りにマンションも多数建設されていますのでこれから会員メンバーも増えてくると思いますが、やはりドイツ全体で見ても集客力が弱まっているクラブがあるのは確かです(ドイツは欧州で最もクラブ数が多い事で有名です)。そのようなところに、日本のテニススクール企業がうまく参入してドイツ人コーチも雇い、日独共同でビジネスができるのも面白いコラボレーションになると考えられます。*デュッセルドルフであれ、日本人だけを囲ってビジネスをしようとすると間違いなく嫌悪感を示され、関係も上手くいかず長続きしないと思います。

 

アジアにはすでに日本のテニススクール企業が参入していますが、欧州もこれからは拠点作りのためにも視野に入れてくる企業は間違いなく出てくるでしょう。

プロのテニス選手がラケットを壊すことにより起きる矛盾。。。

プロ選手限らずですが、今では生観戦やテレビ以外でも動画を通じてインパクトある場面がすぐに配信され、目にする機会が多くなりました。テニスですと、近年は男子選手中心にラケットを壊すシーンが繰り返し流れますし、錦織選手の行為も動画やニュースで全仏オープンテニス期間中は度々取り上げられています。もちろん許される行為ではないですし、今後は更に厳しい罰則をルール化して選手へ科す事も重要と思います。なぜなら、、、このような動画が流れ続ける限り、更に少なくとも10年はこのラケットを壊すという行為が無くならないと考えるからです。それくらい(真似をしても良いのではないかと考える)次世代への影響力があると思います。

 

そして、このラケットを折る(投げるも含め)行為は現場でジュニアを指導しているコーチや監督に一種の矛盾を与えます。教育という面からも、ジュニアへの指導者の皆さんはラケットを投げたり折ったりする事のないよう指導されると思います。しかし、多くのジュニア達が目指そうとしている選手がそのような行為をする。。。ここまでですと矛盾、違和感などネガティブに捉えてしまいます。

 

しかし、この行為をある意味「格好の好材料」としてジュニア指導に向けてポジティブに考える事もできます。「多くのジュニア達が目指している選手達がラケットを折る」でも、それが「どうしてダメなのかを(色々な側面から)分かりやすく説明する」。これが挨拶や礼儀を教える以外に重要な教育であり、指導者としての価値や信頼を高めていける瞬間だと思います。

 

偉そうなことを書いていますが、私も指導者として再び現場に立とうと思っています。その時は、上記の事を必ず伝えて説明します。

 

ただ、ここぞとばかりに錦織選手の行為だけを批判する記事や意見。これは明らかに「アンチ」であったり、その部分だけしか知らない人が書いた内容。正論のように書いてあっても、文章を読むと分かるものです。それよりも、特に男子選手中心に若くこれからトップにかけあがっていく選手達の投げる・折る行為が多いことも含めて残念と感じてしまうというのが本音です。

 

 

 

 

週休3日制というのは、日本のテニススクール業界にも浸透するのかどうか!?

現在日本では、人手不足に悩む様々な業界(小売り・外食・物流等)で人材確保と人手不足解消へ繋げるため、週休3日制を導入しているところが増えつつあるようです。そのかわり、週休2日の8時間と異なり「変形労働時間制」を活用し、1日あたり平均10時間とする制度です。いずれも週40時間というのは変わりません。そして、正社員である事が大前提です。

 

この制度、日本のテニススクール業界でもいずれは正式に(目にみえるかたちで)必要になってくると個人的には強く思っています。正社員テニスコーチ、一般的に午前中3〜4時間、夕方頃から夜まで3〜5時間オンコートのスケジュール。そして、ここに待機(拘束)時間や事務作業、イベント・キャンペーン企画や実行となってくると、自然に日々10時間は労働時間に達しているように感じます。そして、やはり好きな職業として選んだとはいえ、体力勝負や体調面にも左右される要素が多いため、コート上に日々長く立ち続けることは容易ではないです。

 

新卒者の就職活動が今年から空前の売り手市場。学生が企業を選べる立場にある中で、正社員としてテニスコーチが魅力ある仕事の1つとして認められ、志す新卒者が出てくるようになる開拓や見直しも、一時のブームで終わらせない、本当の意味で日本テニス界を盛り上げていくというのであれば必要になってくるでしょう。コーチというのは指導する選手へはもちろん、そのご家族や用具に携わるメーカーや専門店との繋がりなど非常に重要な役割を担っており、今は正社員として(最初のスタートが契約社員であれ)若い人材確保の基盤固めが大切な時期と思います。

 

そして将来的にそのような人材が、世界へ飛び出していけるような流れに繋がっていくと素晴らしい事です。

 

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